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障害のあるこどもとその家族

事例

小学4年のゆうとくんは自閉スペクトラム症の特性があり、初めての場所に強い不安を示します。母親は「他の子と関わる機会を」と来所しましたが、ゆうとくんは泣き出し母親の腕を離しません。母親は「また迷惑かけちゃう」と暗い顔でぽつんとつぶやきました。スタッフはどう接したらいいのか迷います。


スタッフが悩むポイント

  • 集団参加を促すべきか、そっとしておくべきか。

  • 特別扱いと見られないようにしたい。

  • 家族への支援も必要かもしれないが踏み込みづらい。


対応例

  • 安心できるスペースを確保し、無理に集団に入れない。

  • 母親に「そのままで大丈夫ですよ」と安心を伝える。

  • 継続利用を希望する場合は発達支援センター等を紹介。


💡ポイント

「できるようにする」よりも「安心していられる」ことが大切。スタッフ間で特性理解を共有し、“みんなで支える環境づくり”を意識する。

支援機関

社会福祉協議会

地域の中で、困りごとを抱える人を支える民間の福祉団体です。生活困窮や孤立、介護や子育ての悩みなど、生活全般の相談を受け、必要な支援制度や地域資源を紹介します。ボランティア活動の支援や、生活福祉資金貸付(無利子の緊急貸付)なども行っています。地域包括支援センターや行政と連携し、顔の見える関係を大切にしながら、地域ぐるみの支え合いを進めています。誰でも気軽に相談できる、地域福祉の拠点です。

学校・教育委員会

こどもの日常生活の中で最も長く関わる機関であり、学習面・生活面・心のケアなど幅広く支援を行います。不登校やいじめ、発達のつまずきなどがある場合、担任・養護教諭・スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーが連携して対応します。必要に応じて教育委員会の指導主事や適応指導教室につなぐことも可能です。学校は「家庭以外でこどもの変化に気づける場所」であり、早期支援の起点になります。保護者や地域からの相談も受け付けています。

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