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虐待や不適切な養育が懸念される家庭

事例

小学5年のりくくんは、夏でも長袖で、顔やすねに小さなあざがある日もあります。「どうしたの?」とスタッフが聞くと「転んだ」とうつむきます。母親は忙しそうで話しかけてもそっけない態度で、りくくんに「人に迷惑かけないで」と言い残して一人で帰ってしまいました。スタッフの心にモヤモヤと不安が広がります。

スタッフが悩むポイント

  • 虐待かどうか判断がつかない。

  • 間違って通報したら関係を壊すのでは。

  • 自分たちの責任範囲が分からない。

対応例

  • 否定せず「最近元気ないね」と安心して話せる関係を築く。

  • チームで情報を共有し、個人判断を避ける。

  • 不安が続く場合は迷わず児童相談所・こども家庭支援センターへ相談。

💡ポイント

通報は「確信」ではなく「疑い」で行うのが原則。こどもの安全が最優先。相談することが“支援”の第一歩。

支援機関

警察・少年サポートセンター

こどもの安全を守るために、犯罪や非行、性的被害、いじめなどの緊急対応を行う機関です。被害にあったこどもや家庭への支援のほか、再発防止や生活再建のための相談にも応じています。少年サポートセンターには心理職や相談員が在籍し、家庭・学校・関係機関と連携して少年の立ち直りを支援します。「ちょっと危ないかも」「不審な大人がいる」といった情報提供も歓迎され、早期介入が可能です。110番のほか、各地域の相談ダイヤルからも連絡できます。

児童相談所

18歳未満のこどもに関するあらゆる相談を受け付ける専門機関です。虐待やネグレクト、非行、発達や障害、家庭のトラブルなど幅広い課題に対応します。児童福祉司や心理士が在籍し、家庭訪問や一時保護、関係機関との調整を行いながら、こどもの安全と成長を守ります。全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」に電話すれば、居住地の児童相談所につながります。匿名でも相談でき、「迷ったらまず電話してみる」ことが大切です。愛知県では名古屋・岡崎・豊橋などに設置されています。

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