top of page

子育てと介護を同時に担う「ダブルケア世帯」

事例

小学5年生のさきちゃんが祖母の手を引いて来所しました。「ママはおじいちゃんの病院に行っている。だから、私がおばあちゃんのごはん作ってる」と話します。おばあちゃんは軽い認知症のようです。さきちゃんは明るく話しますが、その顔には疲れがにじんでいました。

スタッフが悩むポイント

  • 家族の介護まで抱えていることにどう声をかけるか。

  • 親への配慮と支援提案のバランスが難しい。

  • 「こどもに負担をかけている」と感じても介入しづらい。


対応例

  • 「たいへんな時はここでごはん食べにおいでね」と声かけ。

  • 親には「お忙しいでしょうからいつでもどうぞ」と利用しやすく伝える。

  • 包括支援センターや社協への相談を案内。


💡ポイント

家族全体が限界に近づいていることが多い。「誰か一人を支える」のではなく、「家庭を丸ごと支える視点」で考える。

支援機関

社会福祉協議会

地域の中で、困りごとを抱える人を支える民間の福祉団体です。生活困窮や孤立、介護や子育ての悩みなど、生活全般の相談を受け、必要な支援制度や地域資源を紹介します。ボランティア活動の支援や、生活福祉資金貸付(無利子の緊急貸付)なども行っています。地域包括支援センターや行政と連携し、顔の見える関係を大切にしながら、地域ぐるみの支え合いを進めています。誰でも気軽に相談できる、地域福祉の拠点です。

福祉事務所

生活に困っている家庭や、経済的・社会的に支援が必要な人を支える公的機関です。生活保護の申請のほか、家賃・医療費・食費などの生活支援や、就労相談、子育て支援制度の活用支援を行っています。「生活が成り立たない」「仕事が見つからない」「光熱費の支払いが難しい」など、暮らし全般の相談が可能です。愛知県内では名古屋市・岡崎市・豊田市などに設置されており、他市町村からも紹介を通じて利用できます。相談は無料・秘密厳守で行われます。

bottom of page