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同級生からいじめを受けているこども

事例

中学1年のそうたくんは、こども食堂でいつも一人でスマホを見ています。以前は友だちと来ていましたが、最近は「今日はひとりできた」と言います。別の日、同じ学校の子が来たとき、そうたくんは顔をこわばらせて外へ出て行ってしまいました。学校の友だちにSNSで悪口を書かれ、教室でも無視されているということが後から分かりました。

スタッフが悩むポイント

  • いじめを確認してよいのか、どう聞いたらいいのか。

  • 保護者や学校へ伝えるべきか、本人の意向との兼ね合い。

  • 加害側のこどもが来る場合の対応が難しい。


対応例

  • 「ここでは安心していられるよ」と伝え、安全な場を確保。

  • 話したくない様子なら無理に聞かず、「困ったことがあったらいつでも言ってね」と伝える。

  • 明確にいじめが疑われる場合はチームで共有し、学校・家庭支援センターへ相談。

  • 加害側にも責めるより“場の安心を守る対応”を心がける。


💡ポイント

“助けて”と言えない子ほど支援が必要。居場所に「味方がいる」と実感できる空間であることが大切。

支援機関

学校・教育委員会

こどもの日常生活の中で最も長く関わる機関であり、学習面・生活面・心のケアなど幅広く支援を行います。不登校やいじめ、発達のつまずきなどがある場合、担任・養護教諭・スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーが連携して対応します。必要に応じて教育委員会の指導主事や適応指導教室につなぐことも可能です。学校は「家庭以外でこどもの変化に気づける場所」であり、早期支援の起点になります。保護者や地域からの相談も受け付けています。

児童相談所

18歳未満のこどもに関するあらゆる相談を受け付ける専門機関です。虐待やネグレクト、非行、発達や障害、家庭のトラブルなど幅広い課題に対応します。児童福祉司や心理士が在籍し、家庭訪問や一時保護、関係機関との調整を行いながら、こどもの安全と成長を守ります。全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」に電話すれば、居住地の児童相談所につながります。匿名でも相談でき、「迷ったらまず電話してみる」ことが大切です。愛知県では名古屋・岡崎・豊橋などに設置されています。

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